皆様、やや春めいている日も出てきましたがいかがお過ごしでしょうか?
実際、花粉がかなり早い段階で飛んでいるのを体感している小池です。
さて、今回もブログになりますが実はお題にもありますが弊社は新たに融資を受け設備投資を行いました!
「半自動フライス」になります。
全自動ではなく半自動です。少しだけご説明しますと、全自動フライスは、ほぼほぼ作業者が操作する必要がなく自動化されている機械になります。具体的には素材の供給やツールの交換、加工プログラムの切り替えなどほぼ全ての作業が自動で出来ます。大体の全自動フライスは複数の工程を連続して実行できるので大量生産が必要な企業は必要な機械になりますね。
弊社は、大量生産が欲しい訳ではないので、半自動を選んでいます。
但し、大量生産をする必要が無いからというよりは、半自動の方が柔軟な生産ラインで使用できるから、という理由の方が大きかったりします。
半自動フライスは作業精度が高く再現性があり、複雑な形状を加工する事が出来ます。手動の際に発生しがちなズレなどを抑える事が可能になるので作業精度が向上する事は明らかですね。ただ全自動ではないので、やや操作者の技術や経験が影響される部分もありますので弊社としても扱える人間が一人だけという事にならない様に適切な教育やトレーニング等も視野に入れています。
設備投資は中小企業に取りとても重要な事です。それなりの覚悟の元大きく予算を考え設備投資を行います。今回の設備投資も目先だけではなく未来を見通した際に必要になる事は間違いないので踏み切った部分はあります。
今後、業界的に見ても生き抜いていくには軸になる考え方があると思います。国に頼って何も考えずに居るとあっという間に資金は消えてしまいますよね。という事はやはり以下の事が重要なのではないでしょうか?
○技術力の向上と維持
金型業界は、高度な技術力が求められる分野であるため、技術力の向上と維持が不可欠です。新しい材料や技術を積極的に導入し常に最新の情報や知識を習得する事が重要だと思います。
○自動化と効率化
自動化や効率化によって生産性を向上させる事が必要ですね。今回の設備投資もそれにあたります。
○人材育成
金型の業界、大きく見るとモノづくり業界は技術力が重要です。こうなると人材育成が必須になります。業界の発展に貢献できる人材を育成していく事も弊社では考えている事です。
ざっくりですが上記の様な事を意識して日々業務をしております。
今回の設備投資で弊社は更なる挑戦が出来る様になります。国の動向なども気になるところなのですが、弊社は変化を求め前進あるのみ!と意識を強く持ち邁進する所存です。
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