トムソン型
THOMSON
トムソン型とは、パッケージ、紙器製品、段ボール、成型品、プリント基板 などを裁断する抜型の事です。
SK材の刃物を加工してベニヤ合板に埋め込みます。
この型は地域により呼び名が異なる事があり、西日本ではトムソン型、東日本ではビク型と呼ばれています。
呼び方の由来は、「トムソン型」はアメリカのトムソン・マシン社の発明者であるジョン・S・トムソン氏であると言われております。「ビク」は活版印刷機を打抜機に改造したドイツのシュナイダー社のビクトリア打抜機が由来だと言われています。
関東では、ビクで打ち抜く事が多かったが、関西では明治時代に紙器工場を起こした人が導入した打抜機がトムソン型であった為大阪等では打抜機の代名詞としてビクよりトムソンの方が早くから定着したと言われています。